WordPress で記事投稿を始める前に、必ずやって欲しい設定の一つにパーマリンクの最適化があります。
これをやらないと、検索エンジンが一つひとつのページの内容や、サイトの構造を理解し辛くなってしまうからです。
パーマリンクの設定って難しそうだけど、とても大切な部分です。最初に設定してしまえば後から変更することは無いので時間はかかってもしっかりと設定しておきましょう。
WordPress のパーマリンクの設定方法と、どのパーマリンクが最適なのか説明していきます。
目次
パーマリンクについて
パーマリンクは、WordPressの初期設定にやっておいて欲しい作業です。初期設定がまだな方は、WordPressインストール後にするべき3つの基本設定を参考にして下さいね。
パーマリンクとは?
パーマリンクとは、簡単に説明すると、記事一つ一つのURLのことです。
インストール直後のWordPress で記事を書いて投稿すると、そのページのURLは、
のように数字と記号の組み合わせで表示されます。
この URL のうち、末尾の「?p=123 」の部分をパーマリンクと言います。
WordPress にとってベストなパーマリンクとは
まずは、以下の2つのURLを見比べてみましょう。
- http://tatoeba.com/?p=20
- http://tatoeba.com/howtouse-wordpress
1.はIDで構成されていて、2.は意味のある単語で構成されていますね。
また1.はURLを見てもページの内容を理解できませんが、2.では「このページはWordPressの使い方が書かれているんだな。」ということがすぐに分かります。
初期状態のパーマリンクでは、1.のような基本構成になっているので、これを数字か英語表記に変更する必要があります。
Google的には、↓↓このように言われていて、シンプルで、人間が見て理解できること、が重要となります。
サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で(可能な場合は ID ではなく意味のある単語を使用して)URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。
*引用元を見る場合は、Search Console ヘルプ「コンテンツに関するガイドライン」をクリック。
Google が推奨するURLの2つの要件は、
- IDではなく意味のある単語が使用されたシンプルなもので
- かつ人間が論理的に理解できるものである
と、この2つを満たしているものが良いということが書かれています。
パーマリンクを設定する
ここでは、SEO面で有利な「カスタム構造」の設定について説明します。そして、
パーマリンクは一度設定したら変更しないことが基本です。
パーマリンクの設定を途中で変更すると、それまで投稿した記事のURLも全て変更となり、いきなりアクセスが無くなってしまう可能性があるからです。初期設定だけは、最初にきっちりとやっておきましょう。
設定をした後は、記事を書いたらひとつずつ変更する手間はありますが、慣れれば簡単です。
パーマリンクの設定を変更する
ダッシュボードの「設定」から「パーマリンクの設定」を選択します。
「カスタム構造」にチェックを入れて、□の先頭にカーソルを合わせると、下に
「/%postname%/」という文字が出てくるのでクリックします。
または、下の段の「/%postname%/」をクリックしてもOKです。
すると、このようになります。
確認してから「変更を保存」をクリックして終了です。
各記事のパーマリンクを変更する
このカスタム構造を利用した場合、
記事を作成すると、タイトル下にURLで表示されます。末尾「post-548」の部分を変更する必要があるので「編集」をクリックします
ここでは、パーマリンクの設定について説明した記事なので、
『howto-permalink』と入力します。「OK」をクリックして完了です。
サイトを確認すると、この記事のURLは、「zaitakupro.com/howto-permakink/」となりました!
URLを見てみると、『zaitakupro.com』というサイトの、『howto-permalink』という記事だという事が分かります。
先ほどの、Googleの引用文を再度確認していもらいたいのですが、シンプルで、論理的かつ人の目で見て分かるURL構造になっています。
読み手にも検索エンジンも、「このページは、パーマリンクに関して書かれている」と内容を推測しやすくなり、良い事ずくめなんですね。
パーマリンクは、WordPressの初期設定にやっておいて欲しいです。WordPressインストール後にするべき3つの基本設定を参考にして下さいね。
まとめ
些細な部分に感じるかもしれませんが、パーマリンクはサイトの使いやすさや見やすさにとって無視できません。
記事ごとに考えて設定する必要がありますが、ちょっとした手間でSEO上、少しでも有利になるならぜひやっておくべき設定ですね。
とにかく読者目線になって、見やすいサイトになるように手を抜かずに頑張っていきましょうう。