WordPressを自動インストールした後は、早速さっそく記事を書こう!と言いたいところですが、もうちょっとだけお待ち下さい。
記事を書く前に、まずは最初にやっておくべき設定があります。
WordPressでは実際に設定できる項目が多いですが、ここでは実践において最低限必要なものに絞ります。聞き慣れない言葉が出てきているかもしれませんが、一つ一つ順を追ってご紹介していきますので安心して進めて下さい。
WordPressの基本設定(ログインからスタート)
今から説明するWordPressの基本設定は、この3つです。
- 一般設定
- 表示設定
- パーマリンク設定
順番に説明していく前に、まずはWordPressにログインしてみましょう。
①アドレスバーに下記のURLを入力して下さい。
https://○○○○○○○○/wp-login.php (SSLの設定あり)
http://○○○○○○○○/wp-login.php (SSLの設定なし)
*○○○○○○○○は、あなたがWordPressをインストールしたドメインです。
②ユーザー名とパスワードを入力してログインします。
③管理画面(ダッシュボードといいます)にログインできました。
毎回URLから入力するのは手間ですので、ダッシュボードのページをブックマークしておきましょう。
一般設定
①管理画面の左にある「設定」をカーソルを合わせると、「一般」が表示されるのでクリックします。
②一般設定の画面が開くので各項目を設定していきます。
一般設定で必要な設定は、以下の4つです(上図を参照)。
①サイトのタイトル
魅力的なタイトルをつけください。
もしトレンドアフィリエイトのサイトを作るなら、トレンドアフィリエイトと一見して分からない名前が良いです。
「~ニュース」「トレンド~」といった類の名前は、すぐ思いつきますが避けましょう。
②キャッチフレーズ
キャッチフレーズはあなたのブログのサブタイトルみたいなものです。完結にわかりやすい文章でまとめましょう。
例えば、「~の情報をお届けします」とか、「~のために日々情報発信中!」など。
他のブログはどんなキャッチフレーズをつけているか、見てみるのも良いですね。
③WordPressアドレス・サイトアドレス
この2つは基本的に「http」から始まる同じアドレスが入力されています。
ここでは、SSL化のためにアドレスを変更しておきましょう。『http』を『https』に書き換えます。
④メールアドレス
ここで設定されるメールアドレスは、パスワードを忘れた時の通知先、色々なプラグインがブログのオーナーにお知らせする場合のメールアドレスとして使用されます。
また、ブログにコメントをもらえたり、リンクがついたりした時にメールが来ます。
きちんと受け取れるアドレスを登録しておきましょう。
その他の設定
下にスクロールしていくと、「メンバーシップ」「日付のフォーマット」「時刻フォーマット」などありますが、特に設定しなくてOKです。
③1番下の「変更を保存」をクリックして完了です!
表示設定
ここではブログのトップページに表示する記事を設定したり、RSSサービスについての設定をします。
①管理画面の左にある「設定」をカーソルを合わせると、「表示設定」が表示されるのでクリックします。
②各項目をチェックして、1番下の「変更を保存」をクリックします。
ホームページの表示
あなたのブログのトップページの記事を、「最新の投稿記事」にするか「固定ページ」にするかを設定できます。
固定ページにする場合は、固定ページを作成する必要がありますので、ここでは取りあえず「最新の投稿記事」にチェックを入れます。
1ページに表示する最大投稿数
10以上になるとページの読込速度が遅くなってしまうので、10以下にしておくのが最適です。
RSS/Atom フィードで表示する最新の投稿数・RSS/Atom フィードでの各投稿の表示
ブログ記事を公開した時に登録している人に自動的に通知してくれる機能です。ここでの設定は必要ありません。そのままで大丈夫です。
パーマリンク設定
パーマリンクとは、簡単に説明すると、記事一つ一つのURLのことで、色々な形式が選べます。ここではそのURLをどのように表示するかを設定していきます。
パーマリンクは一度設定したら変更しないことが基本です。「一度こうする」と決めたら二度と変更しないことです。
何故かというと、パーマリンクの設定を途中で変更すると、それまで投稿した記事のURLも全て変更となり、最悪アクセスがいきなりゼロになるからです。
せっかくアクセスを集めた記事です。設定には十分注意して下さいね。
パーマリンクの重要性は、WordPressでパーマリンクを設定してSEO対策する方法で詳しく説明しています。ぜひ参考にして下さい。
①管理画面の左にある「設定」をカーソルを合わせると、「パーマリンク設定」が表示されるのでクリックします。
②この画面が表示されます。「基本」にチェックが入っています。
③項目をチェックしたら「変更を保存」をクリックして完了です。ここでは「カスタム構造」を選択します。
- 基本 URLの最後が「?p=123」といった、良くわからない文字列になる。
- 日付と投稿名 URLに日付と投稿名が入る。
- 月と投稿名 URLに年と月が入る。
- 数字ベース URLの最後が「archives/123」といった英語と数字になる。
- 投稿名 URLが記事のタイトルになる。
- カスタム構造 年月日、カテゴリーなど、色々な組み合わせが作れる
この中で、私のオススメは「カスタム構造 」と「投稿名」。私は「カスタム構造」に設定しています。
「カスタム構造 」はSEO面で有利になり、「投稿名」は日本語タイトルなどの場合は書きなおす必要がありますが、非常に分かりやすいです。
グーグル的には以下のように言われていて、
サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で(可能な場合は ID ではなく意味のある単語を使用して)URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。
引用元を見る場合は、Search Console ヘルプ「コンテンツに関するガイドライン」をクリック。
シンプルで、人間が見て理解できること、が重要となります。
まとめ
設定は基本は一度設定したら2度と変えることはありません。初めは少し手間に感じるかもしれませんが、それも本当に最初だけ。
最初から細かく気にしていくと難しすぎる!と思ってしまうかもしれません。
とりあえず始めに最低限の設定だけしておいて、必要になった時に必要な設定をしていけば良いのです。
ただし、パーマリンクの設定だけは、途中で変更しないのが得策です。